子犬は見た目や仕草が愛くるしく、私たちに大きな幸せや癒しを与えてくれます。
一方可愛い子犬にもしつけは必要。
特に子犬の甘噛みはそのまま放置してしまうと、成長してからとても厄介な事態を招きます。
子犬の甘噛みを止めさせる?
7つのしつけトレーニング方法
出来るだけ子犬のうちにしつけを徹底したい甘噛み。
一体甘噛みはどの様な方法で止めさせる事が出来るのでしょうか?
子犬の甘噛みを止めさせる方法についてお伝え致します。
子犬の甘噛みをしつける場合はまず「ダメ」と伝えるタイミングが重要。
噛んだその場で「ダメ」と教えます。
くれぐれも後で怒る事のない様お気をつけ下さい。その場で注意しなければ何が原因で怒られているのか理解する事が出来ません。是非その場で注意する事を心掛けて頂きたいと思います。
甘噛みのしつけには飼い主さんの態度がポイント!
子犬は可愛くつい甘くなりがちですが、必要以上に甘やかしてしまうとしつけにはなりません。毅然とした態度で臨みましょう。
最後に重要なのは注意するだけでなく褒めてあげるという事。
おやつを利用しながらしっかり声に出して褒めてあげて下さい。
犬は怒るより褒める事で成長すると言われています。
しつけはうまくいかない事も多々ありますが、出来るだけ感情的にならない様ご注意頂きたいと思います。
ではなぜ子犬は甘噛みするのでしょうか?
その理由と対策について詳しくお伝え致します。
甘噛は歯が生え替わる時の“ムズムズ”がかゆい!
子犬は生後半年頃歯が生え変わりますが、この時期はムズムズする為様々な物を噛む様になります。この噛みたいという欲求を満たす事が必要ですので、専用のガムやおもちゃを用意して欲求を満たしてあげましょう。
子犬の時期に噛みたい欲求を満たしてあげると、大人になって物を噛む事は少なくなります。逆に抑圧してしまうとその反動で様々な物を噛んでしまう様に。
遊びながらおもちゃを噛ませたり、ガムを与えるなどしっかり欲求を満たしてあげて下さいね。
甘噛みは「犬の本能と習性」なので自然な行為!
犬の甘噛みは元々犬に備わった本能や習性から行う行為。
その為完全に阻止する事は出来ません。
万が一子犬が人間の手を噛んでしまった場合は
- 大袈裟に痛がるフリをする
- 子犬が手に噛みついても手を引かない
この2点が重要です。
特に大袈裟に痛がるフリをするのは効果的。
子犬が自分で悪い事をしてしまったと認識できるからです。
それと同時に人間の手を噛んではいけないと学習しますので、甘噛みをされた場合は大袈裟に痛がる事をオススメ致します。
[the_ad id="537"]
甘噛みは遊びの延長の場合もあるので適度に対処する!
子犬にとって甘噛みは遊びの延長。
もちろん悪意はありません。
とは言えそのまま放置するわけにはいきませんよね。
先程子犬に噛まれたら大袈裟に痛がるとお伝えしましたが、あまりやり過ぎると逆効果になる場合もあります。
なぜなら
「飼い主さんにリアクションをしてもらえると勘違いしてしまうから」です。
子犬と遊んでいる最中に甘噛みをされた場合オーバーリアクションをとってしまうと、甘噛みと遊ぶをイコールで結び付けてしまう可能性があります。
遊んでいる最中は毅然とした態度で「ダメ」と伝える事が大切です。
人の手や足などで遊んではいけない!
この事はしっかり教えておきたいですね。
子犬の甘噛みは遊びの延長という事で、子犬の甘噛み対策にオススメの便利グッズをご紹介致します。
子犬の甘噛み対策にオススメの便利グッズ!
ハーツのデンタルティーザー!
デンタルティーザーは噛みやすいウレタン素材で出来ており、子犬にとって嬉しいベーコンフレーバー。このベーコンフレーバーは1年程持続するそうです。
又噛めば噛むほど歯茎のマッサージにもなり、リラックス効果が期待出来ます。子犬のおもちゃとしてもデンタルガムとしてもオススメなので、興味がある方はぜひお使い下さい。
ビターアップル!
子犬に噛まれては困るものにはビターアップルを使用されてみてはいかがですか?
ビターアップルはりんごの皮から抽出した天然苦味成分で出来ており、噛まれて困るものに吹き掛けて頂きます。ビターアップルが付いた物を犬が噛むと、その苦味を嫌がる為噛む行為を防止出来るというもの。
子犬の体に安心の天然苦味成分を使用していますので、安心してお使い頂けます。
この様に甘噛み対策のグッズが数多く出回っていますので、それらを取り入れて頂くのも一つの手かもしれません。
好奇心旺盛で何でも口に入れたい!
子犬は動き盛りで好奇心旺盛。何でも口に入れたがります。これは人間の赤ちゃんと同じですね。
口に入れて困る物や噛まれて危ないものは、極力片付け部屋を綺麗に保ちましょう。
更になるべく動く素材の洋服等を身に付けないようにする!
これも重要なポイントですね。
動くものには興味を示し口に入れたくなりますので、シンプルなデザインの服を選んで頂くと良いかもしれません。
この様に子犬の甘噛みの原因は様々。
甘噛みのしつけは苦労も多いですが、子犬の可愛い時期はあっという間に過ぎてしまいます。
甘噛みのしつけグッズをうまく取り入れながら、心にゆとりを持ってしつけに取り組んで頂きたいと思います。