英語脳の作り方は、大人でも違った文化圏とコミュニケーションをすることが効果的です!
もちろん他の言語として中国語やスペイン語などもオススメです。
一般教養として英語を学ぶのも良いと思いますが、楽しめる方法で学ぶことで、定着しやすく長く使えるものになる可能性が高いです!
一度学んだものを使いこなすことで、生命の目的である成長し続けることの一環として、自動的に他の文化圏も思考範囲に組み込まれます。
それなりの労力と時間を費やして第2外国語を学んだら、繰り返し使えるレベルになることで、自然とレバレッジや認知力が働くようになります。
英語脳の作り方?大人でもレバレッジが効く!
英語脳になることで色々なことにレバレッジが働くようになります。
言語が意味するものや表現などは、もともと多くの文化的な要素が入っています。
食べ物や習慣や歴史など、言語がわかると文化の生い立ちから今日まで発展してきた総集編的な知識を体験することにもなります。
通常は生まれながらに話している言葉なので、第三者的に俯瞰して見ることは少ないと思います。
例えば、英語を使ってebayから商品を輸入して日本で販売したとします。
これだけのことでも
- ebay文化の仕組み
- 英語圏の販売者の意図していること
- 日本で消費者が欲しがっているものや価値観
- インターネットや物流の独特な仕組み
等を観察すると実に多くのことが分かります。
他言語から生み出された背景を知識としてだけではなく、実際に体験することで、視野がより広く、より深くなり自然とあなたの持っている思考の幅が底上げされます。
特に新たな言語を習得することは脳的には、新たな言語チャンネルを創り出すということです。
ちょうど音楽や数学のような一般的でない言語の新たな言語チャンネルを創り出すのと同じです。
言葉を学ぶ!といいますと並列的な決められた事を学ぶ!と感じるかもしれませんが、実際には流動的で時が変われば内容も移り変わるような、性質を持っています。
そしてコミュニケートする相手によって変わるので、音楽で言うところのセッション・ジャム的な要素があり、クリエイティブであり尚且つ理論的でもあります。
このことで、違った視点や価値観が生まれ、それ以降の思考に柔軟性や想像力を生み出し、日々の全ての行動や思考において違った行動がなされることで、多くの場合に思考の効率が高まる傾向があります。
このように第2外国語の習得は、外国語の習得にとどまらずに、あなたの存在の成長に寄与しますし、全てにおいて微妙に違った効率が高いものへとレバレッジが働きやすいということです。
機能脳科学(認知科学)的にも証明されている!
脳科学的に第2外国語を習得するとはどういうことでしょうか?
脳の言語中枢は一つの言葉に最適化されているため
一定の年齢(10歳前後)を過ぎると外国語を学ぶ事が難しくなってきます。
脳の臨界期という機能で、ある一定期間に学んで定着するもので言語中枢にも同じ働きがあります。
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バイリンガルはどうやって外国語を覚えているの?
バイリンガルやトリリンガルの頭の中はどうなっているのか謎が多いと思いますが、脳は神経科学的に幾つものチャンネル(神経系統)を作り出す力もあります。
但し、日本語を元に英語を学ぼうとすると別チャンネルとして機能させるには、ほぼ不可能な場面に何度も遭遇すると思います。
このジレンマは、日本の英語教育の根幹になっている学習方法なので、どうのこうの言っても始まらないのですが
外国語を母国語で理解・翻訳しようとすることは、脳内の情報処理としては、母国語チャンネルの最適化や拡張であって別チャンネルとしての外国語習得ではないからです。
つまり母国語に外国語の解釈を付け加えるということになり、目的である外国語を習得するわけではないのです。
音楽で例えるとギター奏者がピアノ譜を弾いた場合!
それはギター演奏であることに変わりがないと言った具合です。
ピアノ譜はピアノ演奏の神経系統で奏でることで、初めてピアノ演奏曲としての目的を果たします。
第二外国語である英語を話して
- 仕事をする!
- 暮らしをする!
- 恋愛をする!
等の希望や目的を果たすためには、英語脳(神経系統)で、その言葉を奏でることで威力を発揮します。
よくある勉強方法が
- 外国語を日本語に翻訳したり
- 字幕を見ながら外国語のヒヤリングを練習したり
これらは元となる母国語のチャンネル上で練習しているので、脳機能的には母国語の延長としての練習に他なりません!
バイリンガルは言語用のチャンネル(神経系統)を2つ持っている!
そのため、効率よく第2外国語を習得しようとする時には、新たなチャンネル(アウターチャンネル)を作り、その神経系統を外国語専用として
シナプス(神経接続)を増やしていくわけです。
それが進んでいくと言語チャンネルを切り替えられるようになり、例えば日本語は日本語として解釈して、英語は英語として解釈する!
といった認知方法になり、その共通点をインタープリテーション(解釈・通訳・相互照会)することで、言語間の意味の違いを担保するという脳の働きになります。
つまり違ったものを違ったまま脳に取り込んで、各々独立性が在りながら、相互干渉も行えるといったシナプス(神経接続)を増やしていくわけです。
同時通訳等は特殊能力?
として神経接続がされており、第三のチャンネルを持っていると考える方が自然です。
ちょうどピアノ奏者が即興でストーリーを、音楽に解釈し直しているようなプロセスです!
このような才能は音楽家でも稀ですので、特殊能力として定義することができます。
英語脳の作り方は大人でも!音楽を奏でるようにのまとめ!
このように機能脳科学的な第2外国語の習得は、あなたの脳をデザインする画期的なアプローチですので、認識することで毛様体賦活系が反応して、それに対しての情報を脳が認知・求めるようになります。
ある意味人間の求める根源的な自由を得るための最良の方法です!
是非、せっかく学校で学んだ基礎英語を生かして、英語能力の開花を実践されると良いのではないでしょうか?