犬から学べる生活の知恵や発見!
短い文章にも関わらず、私達に沢山の事を学ばせてくれることわざ。
どんなことわざも「なるほど」と納得出来、
心に響くものも多いのですがみなさんは
どのくらいことわざをご存知ですか?
学生の頃はことわざを勉強する機会がありましたが、
大人になるとなかなかじっくりことわざを勉強する事は無いですよね?
更に学生時代に勉強したものでさえ忘れ、
ことわざと言われても何も思い浮かばないという事も。
そこで本日は戌年にちなみ、犬にまつわることわざについてご紹介致します。
【犬の一年は三日】
とても短い文章ですが、こちらのことわざは
犬の成長が早いという事を例えています。
人間にとってはたった三日という短い時間でも、
犬にとっては一年経過した事と同じ。
成長が早い事は良い面もありますが、
それ以上に犬とお別れしなければいけない時間も早まってしまうという事。
犬に限らず動物を飼われた経験をお持ちの方は、
良くお分かりいただけるのではないでしょうか。
私も現在猫と暮らしており先代の猫を亡くした経験もある為、
出来るだけ後悔が残らない様一日を大切に過ごす事を心がけています。
でもどんなに頑張っても結局最期は後悔が残ってしまうもの。
このことわざを見てはっとさせられ、様々な事を考えてしまいました。
みなさんはいかがですか?
【犬は三日の恩を三年忘れず】
こちらもとても胸に響くことわざ。
犬はたった三日の恩でさえ長年覚えているのだから、人間はそれ以上に恩を忘れないという意味らしいのですが、犬の人間に対する忠誠心を上手く表現したことわざではないでしょうか?
犬の忠誠心は本当に健気で、涙を誘うエピソードが数多くでまわっていますよね。
それだけ人間との結びつきが強いのかもしれませんが、
そんな人間と犬の関係性をこのことわざから垣間見た気がします。
【犬は人につき猫は家につく】
これは有名なことわざですね。
先程も述べた様に犬と人間の関係はとても深く密接ですが、猫の場合はどうなのでしょうか?
このことわざの通り犬は飼い主をしたって、猫は場所に執着する。
猫は一見とてもクールな動物に見えますが、
実は犬の様に人間に愛情表現を見せたり甘えたりもします。
猫を飼っている身としては
場所では無く人間を頼ってもらいたいものですが‥
このことわざを目にし、ある事を思い出しました。
私が独身の頃住んでいた家が火事になってしまった時の事です。
突然重い話で申し訳ありません。
2軒隣の家から出火し、私の家も延焼。
その時猫を飼っていましたが、
火事や消火活動によって外に飛び出し、
いくら探しても見つからなかったのです。
消防士さんが逃げ惑う猫を目撃していたので、生きている事は確実。
ですが全く見つからず半ば諦めかけていましたが、
やはりどうしてもまた一緒に暮らしたい思いが強く再び火事現場を訪れました。
夜だったので希望は薄いと感じつつ猫の名前を呼ぶと、
なんと焼け残った家から真っ黒な状態で飛び出してきたのです。
それはちょうど火事から3週間が経過した日の事。
真っ白だった体は真っ黒になりガリガリに痩せていましたが、
無事に動物病院へ連れて行く事が出来、その後一緒に暮らす事が出来ました。
その猫はすでに老衰で亡くなっていますが、
彼女が焼け跡から出てきたのは果たしてその場所に執着していたからなのか。
あるいは飼い主が帰って来る事を固く信じて、じっと待っていたのか。
もちろんどちらだったのかを聞き出す事は出来ませんが、
猫は家につくということわざから当時の事を思い出してしまいました。
話がだいぶことわざからそれてしまいましたが、
犬にまつわることわざは他にも沢山あります。
戌年という事ですので、これを機会に犬にまつわることわざを勉強されてみてはいかがですか?
きっとみなさんの心に響くことわざが見つかるはずです。