犬は人間の歴史とともに歩んできた大切な友達ですが、みなさんが犬を飼う際は子犬の時から育てたいという方が多いですよね。
子犬の時しか味わえない可愛さもありますし、早い時期に家族の一員として迎え入れればお互いの信頼関係がより深いものになります。
とは言え子犬から育てる場合、しつけはつきもの。
子犬の時期にしっかりしつけを行わないと、
成長した時に大きなトラブルに繋がる可能性があります。
犬を飼う時の甘噛み等のしつけの順番とは?その①
犬の噛むという行動は、犬種によっては人間に大怪我をさせてしまう場合があるので、小さいうちからしっかりとしつけを行いたいものです。
では子犬の時期の甘噛みをどの様にしつければ、大人になった時の噛み癖を防げるのでしょうか。
子犬の甘噛みは、ほとんどが遊びとして行っているものです。
専用のおもちゃやロープを用意し、一緒に遊んであげる事で欲求が満たされます。
もしおもちゃ以外の物や人間の手を噛んでしまったら、必ず「ダメ」と注意しましょう。
この時犬の目をしっかり見て伝える事がポイント。
注意の順番:手などを噛んだ場合には子犬に分かるように痛がって、目を見てダメと注意するのがポイントです。
決して感情的になったり、体罰を与えたりしないように注意しましょう!
感情的になるとその怖さや痛さが刷り込まれて、大人になってもいつも恐れている卑屈なワンちゃんに育ってしまいます。
それは飼い主としても嫌ですよね?
最初はあまり理解をしてくれないかもしれませんが、根気強く続ける事で良い事と悪い事の区別がつく様になります。
可愛いからと何も注意をしなければ、何をやっても良いと勘違いしてしまうので、子犬のうちにしっかり教えて頂きたいと思います。
子犬のしつけの順番!その②
犬は上下関係を重視する
犬も哺乳類として社会的な生き物ですので、従う相手を見極める性質があります。
飼い主として優しい視点で明確な関係性を理解させてあげるのも親心なのはいうまでもありません!
又子犬の場合人間の子供と同じ様に、なんでも口にしてみたくなり目につくものは何でも噛んでしまう事も。
子犬は人間と違って器用に手足でものを使って遊ぶことをしませんので、そのかわりに噛んだり口にしたりすることで好奇心を満たす性質があります。
噛むことで学習したり、知らないことを判断しているとも言えますので、ある意味子犬にとっては必要な行為であることを理解することも大事です。
但し、子犬にとっては何がおもちゃで、何がそうでないのかが区別出来ません。
それは人間の赤ちゃんでも同じですよね?
その点をしっかり理解してあげる事が大切です。
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子犬のしつけの順番!その③
子犬は噛むのがあたりまえ
子犬が噛んだら危険なものや、噛まれたら困るものは極力置かないことをオススメします。
子犬は歯がはええ変わる時期は歯がムズムズし、色々なものを噛みやすくなります。
歯磨きガムなど専用のお菓子を与えると落ち着きますので、ぜひ取り入れて頂きたいと思います。
子犬のしつけはとても大変で根気がいります。
もちろん上手くいく事ばかりでは無く、時にはイライラしてしまうかもしれません。
でもどの様な状況でも叩いてしつける様な事は絶対やめて下さい。
叩いて解決する事は何もありませんし、もちろんしつけにもなりません。
子犬の時期から恐怖心を植え付けて行動を支配するような教育を行いますと、脳の発達に支障を来しIQが低いままになったり、自然と臆病で自立心のない子に育つ可能性が高くなります。
それでは幸せな犬としての命を全うできないのではないでしょうか?
子犬のしつけの順番のまとめ!
犬が必要としているものは信頼関係
暴力で信頼関係は得られない事は明白ですよね?
しっかり目を見て伝えれば必ず伝わりますし、時間がかかったとしても言葉でしつけは出来ますので、根気強く向き合って頂きたいと思います。
犬も人間と同じ哺乳類で小脳が発達していますから、自然と仲間や家族を思いやる気持ちはあります。
キチンと導いてあげることで、迷惑な行為や態度も少しずつ覚える生き物です。
上手くいかない事があっても犬は大切な家族の一員です。
その家族を受け入れたからには、最期まで責任を持って接して頂きたいと思います。
参考動画