飛ぶ：ゴルフスウィングの極意！第1振り子で楽々シングル

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はじめに：第1振り子の重要性と初・中級者者の課題

ゴルフスウィングにおける第1振り子は、両腕と両肩を結んだ線で形成される三角形の動きに、手首の柔らかさや正しい使い方、グリッププレッシャーの使い方が生み出すショートスイングを指します。

フルショットは、この第1振り子に、第2振り子の身体の大きな捻転からの回転が加わり、フルスイングを形成します。

ハーフショットは、主に第1振り子の動きだけでスイングを形成します。プロとしては、ここが一番賞金獲得に影響するので、ビジネスゾーンと呼んでいます。

つまりスイングのエンジンということになり、第2振り子はターボのような役割です。

多くの初・中級者は、この基本的な動きを理解せずに練習を続けてしまい、第1振り子も第2振り子もどっちつかずで疎かになり、結局混乱するだけで上達に時間がかかってしまいます。

ゴルフスウィングの基礎となる第1振り子について、その役割や特徴、正しい使い方を詳しく解説しますので、初心者からベテランまで、スウィング改善に役立ててくださいね！

具体的には、第1振り子を正しく理解し習得することで、初・中級者は以下の5つのメリットを得ることができます。

ゴルフ初心者必見！第1振り子習得で得られる5つのメリット

ゴルフを始めたばかりの初・中級者にとって、第1振り子の習得は上達への近道です。

中級者でも、この動きをきちんと把握できていないために力任せに満振りを繰り返しOBを連発したり、デリケートなリカバリーショットやチップショットなどで、ダフったり、トップしたりを繰り返します。

更にはパッティングにも影響する第1振り子の動きをキチンと習得していないために、プレッシャーのかかったクラッチパットや、何の変哲もないショートパットを何度も外すような場面を繰り返します。

第1振り子を正しく理解し習得することで得られるメリットは計り知れません。

むしろこれがプロの世界で云われている「ビジネスゾーン（テイクバックで平行になる位置からフォローで平行な位置までの範囲）」であり、ゴルフの真髄であることを認識し、ハーフショット以下のスイングだけで楽々シングルになる事の方がより現実的なスイング上達の秘訣です。

現代の進化したボールやゴルフクラブをスマートに扱うための第一歩となることは間違いありません。

1. スウィングの安定性向上

第1振り子を習得することで、スウィング全体の安定性が大幅に向上します。

第1振り子はスイングの基礎であり、マスターなくしてはかっこいい、キレイな、上級者のスイングはないと行っても過言ではありません。

再現性の高い動きが可能に
ボールがねじれない
ゴルフクラブの使い方を習得できる

初・中級者にとって、再現性の高いスウィングを身につけることは非常に重要です。

ゴルフは繰り返しの動きのスポーツです。

第1振り子を基礎として、様々なテクニックを積み重ねていくことで、より早く上達することができます。

2. 飛距離の向上

正しい第1振り子の動きを身につけることで、効率的にパワーを生み出し、飛距離の向上が期待できます。

実のところ、適切な第1振り子だけで8割＋程度のヘッドスピードは出せるのです。

例えばドライバー250ヤードの人は、ドライバーシャフトは長くヘッドがよく走るし、アタックアングルが適正値に近くなり、ミート率も上がりますので、結果として初速がアップし、220ヤード程度の飛距離は自動的に得られます。

その安定した第1振り子のブレのない再現性の高いスイングで、コースマネージメントを行ったら、結果は自ずと良くなるのはではないでしょうか？

特に進化したボールやシャフト、クラブヘッドの弾きやスピンコントロール等のハイテクを自在に操ったら、振り回さずとも十分な飛距離は得られます。

打球の質の向上：

正しい第1振り子の動きは、クラブフェースがシャローでスクエアに当たる確率を高めます。

更にインパクト時には自然とハンドファーストになりますので、アクティブロフトのついた、適切なスピンで、ねじれもなく、初速が早い、より遠くまで飛ぶ質の高い弾道が可能になります。

スイングスピードの向上：

正しい第1振り子の動きを習得すると、グリップを起点とした、淀みのないスイングプレーンによる、精度やヘッドが走る動きになります。

丁度、釣り竿をキャストしたときのようなスピード感でシャフトがしなり戻り、打ち抜いたボールがポーンとピンポン玉のように飛んで行くようになります。

これが正しいスイングの体感であり、ほとんど何もしていないのだけれど、ヘッドがものすごいスピードで動いているような感覚です。

初心者は力任せにスウィングしがちですが、第1振り子を活用することで、リラックスしたスイングで、無理なく精度の高い飛距離アップを行うことができます。

3. ミス率の低減

第1振り子を習得することで、スウィングの再現性が高まり、ミスショットが減少します。

- フェースの向きが安定
- インパクトの精度が向上
- トップからダウンスイングへの移行がスムーズに

ミスショットの減少は、スコアの向上だけでなく、ゴルフを楽しむ上でも重要です。

4. 上達の加速

他の技術要素の習得が容易に
フィードバックの理解が深まる
練習の質が向上

第1振り子の習得は、ゴルフスキル全体の上達を加速させる効果があります：

1. 基礎の確立：
第1振り子は、ゴルフスイングの基礎となる動きです。これを正しく習得することで、他の技術要素の習得がスムーズになり、上達のスピードが加速します。

2. 一貫性の向上：
第1振り子を意識することで、スイングの再現性が高まります。これにより、練習の効果が高まり、上達のペースが速くなります。

3. 自己分析能力の向上：
第1振り子を基準にすることで、自分のスイングの問題点を見つけやすくなります。これにより、効率的な練習が可能になり、上達が加速します。

4. 応用力の向上：
第1振り子の原理を理解することで、様々なショットへの応用が可能になります。これにより、総合的なゴルフスキルの向上が加速します。

5. モチベーションの維持：
第1振り子の習得による飛距離の向上や安定したショットは、ゴルファーに達成感を与えます。これがモチベーションとなり、継続的な練習につながり、結果として上達が加速します。

5. 身体への負担軽減

効率的なスウィングは、身体への負担も軽減します。

- 不必要な力みの解消
- 関節への負担が減少
- 疲労の軽減

ゴルフを長く楽しむためにも、身体にやさしいスウィングを身につけることは重要です。

第1振り子を習得するための具体的なステップ

第1振り子の練習方法

グリップは下方向から軽く握って、手首はぐにゃぐにゃの状態になるように、肩と腕の三角形を崩さずに逆側に引っ張るようにテークバックします。
この時に常にグリップを体の前に維持します。そのことでパワーを生み出す、ゴルフクラブの変重心特性を維持できていることになります。
切り返しでは、身体全体を一体化：可能な限り手の意識はなくし、振り子の動きに任せる事が一番大事です。そしてダウンでは、ボール方向に引っ張り戻すようにダウンスイングして、ボールを打ち抜きます。

NOTE：この切り返しでの引っ張りが、振り子のシャローなスイングプレーンと、自然なハンドファーストを生み出します。

これらの間違いに注意しながら、正しい第1振り子の動きを意識して練習を続けることが重要です。

動画で学ぶには、スイング博士のTASKゴルフさんがおすすめです。